私の推しを聞いてくれ

社会から逃げる

エアロが美味すぎて好きすぎるのですがどこで出会えますか?

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親愛なるエアロくんへ

 

ご無沙汰しています。ハサ野です。

このような形での連絡となってしまい、すみません。

その後、いかがおすごしでしょうか。

元気でやっているのでしょうか。

 

エアロくんと初めて会ったのは、小学生の時だったでしょうか。

あの頃はポッキーくんに心を奪われていて、

エアロくんのことは「たまに見かけるなあ」ぐらいにしか思っていませんでした。

 

ですが、中学生、いや高校生?

時期は定かではないですが

エアロくんを初めて口にしたとき、衝撃が走ったんです。

 

ああ、これが運命の出会いかと。そう思いました。

 

しかし、当時の私といえば思春期。

少しだけ「エアロくんが好きな私が恥ずかしい」と思ってしまったのです。

今思えば、「あの時君を、愛していればよかったな」と後悔すらしています。

 

そんなこんなで、学生時代をきのこの山くんやガルボくんに捧げ、

月日は過ぎていきます。

 

そして受験期に差し掛かったころ。

私は出会ってしまったのです。

 

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カプリコのあたまくんに。

 

無邪気な笑顔、アクセントとなる酸味。

一瞬で虜となった私をよぎったのは、

エアロくんでした。

どうしてあのとき、君を探しに行かなかったのでしょうか。

頭ではわかっていたのに。

 

彼はとてもいいチョコでしたが、

良くも悪くも、優しすぎて。

ぬるま湯につかったような日々が、心地よくも複雑な気持ちでした。

 

私は歩もうとせず、ただ毎日毎日

コンビニで見かけるカプリコのあたまくんに声を掛け、

日々を浪費していきました。

 

 

そしてまた、月日が経ち。

私は浪人生になりました。

 

毎日が退屈で、まるでグレーのフィルターがかかったかのような日々。

毎朝缶コーヒーを買っては、惰性でチロルチョコくんと絡む。

milk、ヌガー、きなこもち、、、当時の私は本当に嫌な奴だったと思います。

 

 

そんな日々に終止符を打ったのが、

あの出会いでした。

 

浪人期も終盤にさしかかったある日、

コンビニで目を奪われたのです。

 

そう、

 

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霧の浮舟さんに。

 

激しく音をたてる心臓。

震える手足。

なんて美しいんだろう。

きっと出会ってはいけなかったんだと、そう感じざるを得ません。

 

一回りも年上の彼は本当に大人で、いつも優しく包み込んでくれました。

受験勉強でつかれきった私を癒し、

ときには暑さで気泡を失いながらも

毎日毎日、やさしく話を聞いてくれていたのです。

 

いつのまにか、霧の浮舟さんなしでは

生きられない身体になっていました。

夢中だったんだと思います。

 

ですが、いつだって終わりは突然訪れるんです。

 

無事受験を終え、いつものようにコンビニへ出向いた私は目を疑いました。

 

お菓子の棚が、移動していたのです。

 

いつのまに店内を改装したのでしょうか。

私は血眼になって彼を探します。

 

ですが残念ながら、彼とはあれっきり。

二度と会うことができませんでした。

 

 

心に負った傷を癒そうと、

毎日毎日君を探しました。

君ならきっと、助けてくれるって思ったんです。

でもそんな都合のいい話。もう遅かったんですね。

君はすっかり、姿を消してしまっていました。

 

それに気づいた私は記憶にふたをして、

君を探すことをやめたんです。

 

 

絶望に打ちひしがれ、都合よく大学というはけ口を見つけた私は

毎週のように朝まで友人と遊び、好きでもないビールをのみ、

朝と夜がいつだかわからないような

そんな生活を送っていました。

 

 

すっかりクズ大学生となり、

あのときのような純粋な私はもう見る影もなくなった、

大学も4年になったころ。

 

そう、あの日は確か、再々履修の英語の授業に出席していました。

 

大嫌いな1限で、半分寝ながら「for example~」などとつぶやいていました。

意識がもうろうとする中、

斜め前に座っていた3年生の机に置いてある

なにやら金色のものが

視界の端にちらちらとうつります。

 

 

意識を戻し、その目にうつったのは

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バラエティーアソート。

一瞬、頭が真っ白になりました。

1秒が、1年にも、10年にも感じました。

 

「どういう、こと、、、?」

エアロくん。。?エアロくんなの、、、?

 

もはや隣にいる2人は視界に入っていなかったのでしょう。

 

授業が終わったか終わっていないか、そんなことは考えずに

大学のコンビニへ走りました。

 

 

 

そこには、ニヒルに笑う、あなたがいました。

 

「ごめんね、待たせて…」

 

一口ほおばっただけで、涙がこぼれ落ちそうになりました。

 

これで一件落着だと、そう思いました。

もう、君を失うことはないのだと。

 

しかしあの日、君は言いましたね。

「ぼくは、どこにでも居るわけじゃないんだ」

「いつでも会えるわけじゃないんだよ」

 

その意味を知るのは、また先のことになります。

 

 

こんな私も社会人になり、

晴れて一人暮らしをはじめて、少しだけお金にも余裕がでてきて。

すっかりロイズくんやゴディバくんとも仲良くなりました。

 

 

そう、私はまた、君を手放してしまいましたね。

だって、会いたいときに会えなかったんだもの。

 

君の言う通り、会いたいと思った時に会えることは稀でした。

会えたとしても、たった5個分。

あまりにも、満足できる時間ではありませんでした。

 

ごめんね、わがままいって。

 

ずっと謝りたかった。

 

 

そう、今回この手紙を書こうと思い立ったのは、

やっぱりもう一度、君に会いたいから。そして会って謝りたいからです。

 

どこか埋まらない、この心の穴を。

埋めてくれるのは君しかいないんだと。

いまならわかるのです。

 

だから、たった5個ではなく、せめて10個分は

一緒にいてくれないでしょうか。

 

お願いです。

 

どこに行けば会えるのでしょうか。

どうすれば、喜んでくれるのでしょうか。

 

君なら、返事をくれると信じています。

身勝手な私を許してください。

 

私には、エアロくんしかいません。

もう、次に会ったときには手放さないから。絶対に。

 

連絡待っています。

では、また逢う日まで。

ふわほろ触感。

 

 

 

 

※すべてフィクションです

 

 

 

 

 

 

たっか!!!!